列車。
雲り空の東京です。
珍しく早起きした。雲っているので、さわやかな朝ってわけにはいかないけれど、お日様が昇るのと一緒に起きるのは、やっぱり人間らしいと感じる。
夕べは、あまり眠れなかった。それでも、床で横になってはいたので、うつらうつらしながら夢を見ていたようだ。
僕は駅や電車の夢をよく見る。
たいがい、本数の少ない列車に、やっと間に合うといったもので、たいそう急いでいることが多い。
列車は、遠距離なのか団体客がいっぱいで、指定席が埋まっていて、自分の席を確保するのが難しい。
椅子に座れても、誰がその席の人が来やしないかとビクビクしている。
その列車が、どこに向かっているのかは知らない。わからない。
ただ、どこか遠くへ帰ろうとしているのは、確かだ。
たぶん自分の家なのだろう。
けれど、目的地に着くことはない。
乗り換えやらであたふたしているうちに、夢から覚めるのだ。
行ったことがないはずなのに、なぜか懐かしく駅。
実際には存在しないのに、よく知っている列車。
取り立てて電車好きってわけでもないのに、なんだか楽しい夢なのです。
今日も、お元気で。
今日も、ありがとう。
今日の朝を、ありがとう。
珍しく早起きした。雲っているので、さわやかな朝ってわけにはいかないけれど、お日様が昇るのと一緒に起きるのは、やっぱり人間らしいと感じる。
夕べは、あまり眠れなかった。それでも、床で横になってはいたので、うつらうつらしながら夢を見ていたようだ。
僕は駅や電車の夢をよく見る。
たいがい、本数の少ない列車に、やっと間に合うといったもので、たいそう急いでいることが多い。
列車は、遠距離なのか団体客がいっぱいで、指定席が埋まっていて、自分の席を確保するのが難しい。
椅子に座れても、誰がその席の人が来やしないかとビクビクしている。
その列車が、どこに向かっているのかは知らない。わからない。
ただ、どこか遠くへ帰ろうとしているのは、確かだ。
たぶん自分の家なのだろう。
けれど、目的地に着くことはない。
乗り換えやらであたふたしているうちに、夢から覚めるのだ。
行ったことがないはずなのに、なぜか懐かしく駅。
実際には存在しないのに、よく知っている列車。
取り立てて電車好きってわけでもないのに、なんだか楽しい夢なのです。
今日も、お元気で。
今日も、ありがとう。
今日の朝を、ありがとう。