クリスマス模様。

　やや暖かい東京です。空に飛行船が飛んでいる～。


　小倉から帰ってきて一週間、休んだり仕込みがあったりお芝居を観たり買い物したりしていたが、なんだかどんどん体重が減っている。どんどん減っている。舞台がないので大汗をかいたりしていないのに、確かに食べる量も減ってはいたが、夏からずっと落ちなかった1.5キロが六日でなくなった。本番やってないってことは、…もしかして、今までがストレス太り？それって、どうよ。


　街へ買い物に出掛けたら、どこもかしこもあっちもこっちも、すっかりクリスマスの飾り付けでいっぱいで、「わ～、この時期の街ってすごいんだ」と驚いた。本番があると、それでいっぱいいっぱいで、いつも家と劇場の行ったり来たりだけだったもんね。


　サンシャイン劇場の入り口も、クリスマス公演に合わせて、すてきな飾り付けになっている。ホントにすてきだ。10days Limited Versionも、あと八日になっちゃった。


　今日も、お元気ですか？



　今日も、ありがとう。

いま生み出される。

　爽やかな空の東京です。


　『サンタクロースが歌ってくれた』10days Limited Versionの初日が開いた。最近、キャラメルボックスの舞台を客席から観ることに慣れてきていたのだが、今回は緊張した。やっぱり自分が現在やっている同じ作品だからだろう。どんな風に進むのか、お客さんにはどんな風に受け取られるのか、出てもいないのに、そんなことが気になって気になって、なかなか物語に入っていけなかった。でも、知らない間に、いつものみんなが物語の登場人物になって、心の中に入ってきた。すっと入ってきた。

　よくわからないが、たぶん自分ひとりで観ていたら、そんな風にならない気がした。あれこれ要らぬことを考えて、物語に入っていけなかった気がした。でも、回りには、この物語を素直に楽しんでいるたくさんのお客さんたちがいた。前のめりになって、笑って、拍手する、笑顔の人々がいた。そんなお客さんたちの波動が伝わってきて、何度も経験している物語にも入っていけたのだ。いま目の前で生み出される知っているはずの新しい物語に入り込めたのだ。

　生きている人間が違えば、たとえ同じ言葉を喋っていても、同じ人生などないのだと教えてもらった。そして、それは自分ひとりだけでも、舞台上だけの人々だけでも作れない人生なのだ。観ている人々と一緒に作る人生なのだ。いま、この時に。


　今日も、お元気ですか？


　
　今日も、ありがとう。

やってきた。

窓辺にいると日差しの暖かい東京です。でも、寒いけどね。


『サンタクロースが歌ってくれた』は、本日19時30分、サンシャイン劇場で10days Limited Versionの初日を迎える。あっという間の10日間。二度とない10日間。ぜひお観逃しのないように。



うちに野菜がたくさん届いた。旅で空っぽになっていた冷蔵庫が、瞬く間にいっぱいになった。白菜、カブ、人参、じゃがいも…。そこで、カブを擦ってみぞれ鍋なるものを作った。お水を使わない野菜の旨味で作る鍋。焼いたブリも入れた。出来上がったら、甘くて優しくてなんとも旨かったんだな。雨で寒い夜をあっためてくれた
んだなぁ。


ほぼ毎日体重を測っているWii Fitには「おでんの季節ですね」と言われた。そういや、スーパーには、おでんの具がたくさん並んでいたっけ。今年も、お鍋の季節がやってきたんだな～。

いつもの年だったら神戸にいる頃。劇場の回りに飾られたイルミネーションを眺めながら、年末年始のことを考え出したりする頃だ。クリスマス公演が始まるに、ぴったりの季節にになったのだろう。


今日も、お元気ですか？



今日も、ありがとう。

『サンタクロースが歌ってくれた』だ。

　雨降りの東京です。でも、昨日よりあったかいって。


　『サンタクロースが歌ってくれた』は、今日もサンシャイン劇場で仕込み。シアターBRAVA!と北九州芸術劇場大ホールは、でっかい劇場だったので、サンシャイン劇場に建った舞台装置は、なんだかもっとでっかく見える。デデンと迫ってくる。

　昨日は、劇場にも楽屋にも人がいっぱい。劇団員が、ほとんど来ていたからね。大阪と北九州では、男性楽屋に劇団員は四人だけだった。「こういう(人が少ない)劇団だったらどんな気持ちかな？」と、みんなに訊いたけど、みんな何にも言わなかったな。

　たぶん、初演の頃は、そんな(人の少ない)劇団だったんだ。しかも、自分のことで精一杯だったから。みんな必死にやるしかなかった。そして、団結するしかなかった。愚直に一生懸命やるしかなかった。たぶん、今だっておんなじだ。馬鹿みたいに汗かいて、やっている。四十半ば過ぎてもおんなじとは思ってなかったけど。

　『サンタクロースが歌ってくれた』10days Limited Versionは、明日開幕する。あるスタッフさんが言っていた。「こっちは、新作の初日みたいなもんだな」。どこにもない、誰も見たことがない『サンタクロースが歌ってくれた』が、始まるんだ。


　今日も、お元気ですか？



　今日も、ありがとう。

白い。

吐く息の白い東京です。


『サンタクロースが歌ってくれた』は、今日からサンシャイン劇場に入る。みんなで入る。入るったら入る。

旅に出ている間に、すっかり黄色くなった街路樹たち。気がつけば、大阪に向かった日から三週間経ったんだなぁ。

その間に、片一方のチームは12ステージやり、片一方のチームは稽古を重ねていたんだ。三週間は、短い時間じゃないね。


今日も、お元気ですか？



今日も、ありがとう。

帰京。

雲りで寒い東京です。


『サンタクロースが歌ってくれた』は、北九州芸術劇場公演が終了しました。皆さん、本当にありがとうございました。大変お世話になりました。


東京で行っていた10days Limited Versionの、稽古も終了しました。


キャラメルボックスは、いよいよサンシャイン劇場で合体です。


その前に、旅の荷物をお片付け。身体のメンテナンスもやっていただいて、今日は、のんびり過ごすんだろうな。さみ～しね。


明日の朝は、今シーズン一番の寒さになるらしい。もっとさみ～って。わ～お。


今日も、ありがとう。

今日だけの。

昨日より黄砂が薄れた小倉です。今日もあったかいよ。


『サンタクロースが歌ってくれた』は、北九州芸術劇場公演の千秋楽。

10days Limited Versionは、稽古の最終日。

どんなものにも終わりは、やってくるね。

だから今が大切なんだ。


今日も、お元気ですか？



今日だけの今日を、ありがとう。

二日だ。

やや寒い小倉です。


『サンタクロースが歌ってくれた』は、今日13時、北九州芸術劇場で幕が開く。
昨日、「資さんうどん」でワカメうどんを食べていたら、おもいっきり舌をかんでしまった。決して、店内でギターを抱えたおじさんが「お富さん」を歌っていたのにびっくりしたからではないが、舌をかんだ。

喋ると痛いので、しかも喋るのがお仕事なので、BBドリンクを飲んだ。一晩寝たら、回りの下が懸命に治していた。細胞が復活していた。身体って、すごいな。

たった二日の小倉公演。同時に、東京では10days Limited Virsionの稽古もラスト二日だ。東京の稽古の噂を聞いて、みんないろいろ考えたのだろう、昨日のリハーサルは、なんだかみんな少し違った。でも、やっぱり自分たちらしくやるしかない。自分たちらしく1300人と向かい合うしかない。1300人と一緒にできるなんて、なかな
かないことなんだから。


今日も、お元気ですか？



今日も、ありがとう。

橋の街。

うす雲りの小倉です。今日も、あったかいぜよ。スリー、ツー、ワン、ゼヨ。


劇場の近所は、クリスマスっぽくなっている。でっかいツリーもあるし、イルミネーションもキラキラしてる。楽しいな。毎年、神戸で感じるわくわく感を今年は、小倉で味わっている。不思議な感じ。


紫川には橋がいくつも架かっていて、それぞれ愛称があるらしい。海の橋、火の橋、木の橋、石の橋、水鳥の橋、太陽の橋、鉄の橋、風の橋、支流には月の橋。橋の形も違うし。水鳥の橋は、キラキラのイルミネーションがつく。お昼時、たくさんの人々が橋を渡って街へご飯を食べに行っていた。

今日の小倉は、黄砂が飛んでいて煙っている。遠くの景色が霞んでいる。大陸を感じる日だ。

劇場では、これからリハーサル。


今日も、お元気ですか？



今日も、ありがとう。

前田綾。

暖かい小倉です。あったかいよ～。


北九州芸術劇場は、リバーウォークってところにある。つまり川沿いだ。紫川(むらさきがわ)。隣りには、小倉城もある。

今日は、お天気も良いから、人もたくさん集まっていた。日向ぼっこだな。


あっ、今日は1111の日だ。ポッキーの日？プリッツの日？棒の日？前田綾の日？…これ、絶対怒られるな。
劇場は、今日も仕込み。窓がある楽屋なので、いつもとは違う気分だ～。


今日も、お元気ですか？



今日も、ありがとう。