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大阪にいる。

 お日様が照っている大阪です。


 昨日は、『サンタクロースが歌ってくれた』の休演日。今まで出掛けたことのない場所に行ったりした。大阪公演でお休みがあるってことがあんまりなかったから、何度も来ているようで意外と詳しくない。梅田駅近辺なんて、いまだに迷子になるのが怖くて行けなかったりするし。

 大阪は、ちょっと遠くが見える場所に立つと山々が見える。山々に囲まれている。これって、なんだか安心感がある。どしっとしている山たちは、そこにいるだけで守ってくれている気がする。

 大阪は、商店街が充実している。小さな街でも、たくさんのお店が並んでいる。そして、どれもが美味しそうに見える。入ってみたくなる。

 大阪は、人が元気だ。声がでっかいし、よく喋る。会話が絶えない。人なんて、所詮はコミュニケートができる生き物に過ぎないなんて思っているから、それをちゃんと大事にしているのが偉いと思う。商店街で、自転車のおばちゃんと歩行者のおばちゃんが、どっちが邪魔したと口論しているのも、なんだか微笑ましい。イラッとしたら、ちゃんと口にしないとね。ストレスがたまるもんね。

 と、自分が住んでいる街と比べちゃったりするけど、これもやっぱり住んでいるわけじゃないからなんだろうな。生活していたら、いいことばかりじゃないしね。ずっと、その環境なんだから。

 でもね、いいものは、たとえ慣れちゃっても、いいものなんだよね。

 僕が住んでいる街にも、きっといいものはたくさんあって、もう見えなくなっちゃってるだけかもしれないし。

 そこにあるって、当たり前になったら、もうないことと一緒なのかもしれない。

 そこにあるって、偶然に偶然が重なっただけかもしれないって分かっていたら、もっといとおしく思えるんだろうな。

 明日も必ずあるなんてもの、そうそうないもんね。

 
 今日も、お元気ですか?


 
 今日も、ありがとう。

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