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手帳。  

お天気予報に傘マークが出ている東京です。あっ、なのに傘を持ってこなかった。

少しずつ来年の予定が入ってきた。皆さんは、どのタイミングで来年のスケジュール帳を使い始めるのだろう?

すでに使い始めている人もいるだろう。四月からって人もいるだろう。大晦日にやるのが恒例って人も多いかもしれない。

そのタイミングが僕にもやってきている気がする。年末をどう過ごすかも決まっていないけど、来年のお正月明けをどう過ごすかを決める時期が、先にやってきてしまった。

と言っても、僕のスケジュールのほとんどは劇団の稽古と本番だ。17ー22とか13ー20とか14とか14、19とか書くだけだ。



お~、また夜になっちゃった。



今日も、ありがとう。

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合宿。

 暖かくて快晴の月曜日、東京です。17℃だよ~。


 『サンタクロースが歌ってくれた』は、あと五日間6ステージ。

 最近の日記に本当に中身がなくて、自分でもちょっぴり納得がいかないんだけど、納得いこうがいくまいが、その程度のことしか書けない日々であることは間違いない。

 そんなに面白いことも起きてないし、特別なこともあんまりしてないし。

 昨日も二時間のお芝居をやって、観に来ていたお母さんたちとお子たちとご飯を食べて(僕らはお酒をいただいて)、楽しく帰ってきて、『さんまSMAP』を観ながら柿の種を食べたりして、寝た。そんだけだ。2010年の12月19日は、そんな一日だった。

 それでも、十分に他の日とは違っていたし、あぁ今日も生きていたなぁ、と思える日だった。

 12月18日も、だいたいおんなじ日で、違っていたのは一日に二回お芝居をやったくらいで、やっぱりいろんな人が観に来てくれて、再会を喜んだりしていた。あと、終演後にマッサージした。

 そうそう、この公演ほどマッサージや整体の方々にお世話になったことはない。そして、早めのケアが大事だと言うことも教えていただいた。お陰で、お休みの今日も元気でいられる。うん、元気だ。

 不思議なもんだが、体力的に結構大変な今回が、最近の中で一番元気かもしれない。

 それは、たぶんマッサージや整体や各種病院の先生方のお陰だ。それともちろんお客さんのお陰だ。

 大森美紀子がカーテンコールで「今年はクリスマスプレゼントがいらないくらいです」と言っていたが、とても共感できた。もう、毎日毎日いっぱいいっぱいプレゼントをいただいた気持ちだ。

 だから、元気なのだろう。日記に書くことはないかもしれないけれど、毎日元気だ。

 おまけに、今日はあったかくて青空だ。


 なんだろう、こんな日々。

 まるで、お芝居の合宿をしているみたいだ。毎日楽しい合宿だ。

 


 今日も、お元気ですか?



 今日も、ありがとう。

お~。  

明るい日差しの東京です。

お~、もう土曜日だ。一週間が、水曜日から始まると、あっという間に週末がやってくる。日曜日は、ある意味半ドンだし。


お~、という間に、もう夜になってしまった。


なんだか最近、白いご飯が美味しくて仕方がない。だから、どうしたってこともないんだけど。



今日も、ありがとう。

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その前に。  

冬の青空の東京です。


金曜日、一週間後がクリスマスイブで、二週間後が大晦日。もう来年の話をしても鬼だって笑わないだろう。


その前に、『サンタクロースが歌ってくれた』をあと10回やる。


その前に、年賀状も書く。…書けるかな?…ちょっとは書く(下方修正)。


その前に、その前、と考えていたら、今日の舞台が終わっていた。あと9回だ。


今日も、ありがとう。

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あと九日。  

寒い寒い東京です。最高気温9度ですって。


一日また一日と今年がどんどん消えてゆく。その速度は、どの年でもどの瞬間でも同じなんだろうけど、この冬は、いつもより速く強く感じる。今年のクリスマス公演も、あと九日でおしまいだ。


いつもより早めに準備したはず年賀状も、いつものようにまだ出来上がってはいない。


二日続けての休演日なんて初めてだ、と思った日々ももう過ぎた。


一昨日のお休みすら遠い昔に感じる。


ただ忘れっぽくなっているだけかな?


夢のように時間が過ぎていく。


今日も、お元気ですか?



今日も、ありがとう。

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ワクちん。  

快晴の水曜日、東京です。空気が冷たくなってきた~。


で、陽が暮れました。


身体のメンテナンスで一日が過ぎた昨日、それはそれでのんびりしていたが、さすがに22時頃に寝てしまうと一日が短い(当たり前)。
買い物したり、健康ランドに行ったりも、したかったけど、まぁいいか。


そうそう、西山繭子ちゃんが新刊を出したらしい。
PHP研究所刊「ワクちん」。ちょっと変わった病院を舞台にした連作短編らしい。「ワクちん」。
だから、本屋さんに行かなくちゃ。


今日も、ありがとう。

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AUN J.

 小雨が降っている東京です。


 AUN J クラシック・オーケストラ。三味線、尺八、琴、太鼓、篠笛、鳴り物などの和楽器を奏でる八人のオーケストラだ。彼らが世界遺産のモンサンミッシェルで演奏会を行う番組を観た。和楽器の音を聴くと、やっぱり自分には日本人の血が流れているんだなぁと思う。和の心っていうのかなぁ。侘び寂びっていう感じが、理屈じゃなく自分に流れているのが分かる。もしかしたら、それは日本の景色や風景と結びついているのかもしれない。民族楽器は、どこの土地にも存在して、そのどれもが特有の音色を持っている。沖縄には、やっぱり三線の音が合うし。アフリカの太鼓もまた、日本のそれとは全然違った。

 お喋りが苦手でも、楽器ができれば、一緒に楽しめる。音を介して通じ合う。波動を一緒に楽しめる。

 太鼓の稽古場で、大音量の中小さい子供がスヤスヤ眠っていた、なんて話を聞いた。それは、お母さんの鼓動の記憶だ。やかましい音じゃなく、心地良い音なのだ。  
 
 たぶん、地元にお祭りがある場所では、その時に鳴らす楽器があるはずだし、よく弾かれているのだろう。楽器との出会いも、縁だ。

 どこかに、まだ出会っていない僕の楽器があるのだろうか。


 今日も、お元気ですか?



 今日も、ありがとう。
 


どっちも。  

冷たい雨が降っている東京です。


人が集まる。すると、予想もしなかったことが起こったり、想像もしていなかった気持ちになったりする。ひとりやふたりでは決して作れないものだ。


劇場空間も、そのひとつかもしれない。


反対に、ひとりでしかできないこともある。本を書いたり、プロ野球のバットを削ったり、スカイツリーのクレーンを操縦したり…。

大勢とひとり、できるもなは、目には見えないものと緻密に作られたもの。


どっちも、いいもんなんだぁ。



今日も、ありがとう。

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その温かさ。  

風に落葉が舞っている青空の東京です。


お昼の回が終わって、スタッフさんのお子さんが、初めてお芝居を観ていたらしく「西川さんに会いたい」とやってきてくれた。で「おもしろかったです」と言ってくれた。うれしかったな。またがんばろうと思った。

何度も何度もつまずいて、何度も何度も励まされ、そうやって生きてきた。


拾う神は、本当にいるもんだ。いや、拾われたから、拾ってもらったから、かろうじて生きているのかもしれない。


霧の中の一本道は、霧が晴れたならば、もしかすると崖っぷちだったのかもしれない。落ちそうになる度に、誰かが手をさしのべてくれたのだ。


握った手の、思いがけない温かさに、新たな命をいただいたのだ。これは、自分だけの命ではないのだ。



今日も、ありがとう。



今日を、ありがとう。

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鍋。  

快晴だ、金曜日だ、の東京です。


夕べ、劇場からの帰り道、すっごく寒かった。「もうダウンが欲しいね~」なんて話をしたくらいに寒かった。寄り道した飲み屋さんで、お鍋を頼んでしまったくらい。


お鍋おいしかった。鶏鍋だった。チーズが入っているのもあった。柚子胡椒が、よく合っていた。

あっ、冷凍庫の生七味を使わなくては。今夜もお鍋にしようかしら。とりあえず野菜があればできるしね。

食べ物が食べられて、しかも美味しく食べられて、おまけに笑っていられたら、きっと元気になることだろう。



今日も、ありがとう。

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