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みんなみんな。

ややむしむししている東京です。


キャラメルボックスハーフタイムシアター『水平線の歩き方』『ヒア・カムズ・ザ・サン』が東京公演の初日を迎えた。あっ、もう三日も前のことだ。昨日の夜、やっとサンシャイン劇場へ観に行った。

同時に、キャラメルボックス稽古場スタジオ・ニンバスでは『賢治島探検記』の最後の通し稽古が、昨日行われた。これもお昼に観てきた。

つい三週間前、ハーフタイムシアターの通し稽古を観に行ったばかりだったのだと気づいて、自分の三週間余りを思い出してみる。

退院直後は、まだ外を歩くのが、フワフワしていて、夢の中にいるようだった。でも、やっと自由に出掛けられるのが、うれしかった。道を歩く一歩一歩が大事で、目にする世界が、どれもうつくしくかがやいて見えた。たぶん、なにもかもが新鮮だったのだ。

そんな心境になっているのが、なんだか少し楽しかった。病気にならなければ、感じられなかったかもしれないことがたくさんあって、いいこともあるもんだと可笑しくなった。

そんなノホホンと僕が暮らしている間に、キャラメルボックスは、ハーフタイムシアター二作品の大阪公演を行い、稽古場では『賢治島探検記』を作ってきた。

昨日の通し稽古とサンシャイン劇場の本番では、全員で27人のメンバーがお芝居をやっていた。

一日に三本のお芝居をやっている劇団は、自分の家なのに、見たことがないくらいまぶしかった。ひとりひとりが、みんな輝いていた。

お芝居がやりたくてこの劇団に入ってきたのだから、やっぱりお芝居をやっている時が一番楽しいんだなと、当たり前のことに気がついた。

やりたいこと、楽しいことをやっている人は、本当にいきいきしている。内心は分かりようもないけれど、強いエネルギーが伝わってくる。そして、見ている方は、元気になれる。僕も元気になった。

来週からは、キャラメルボックスのほとんどのメンバーがサンシャイン劇場に集まる。そして、文字通りフル稼働でお芝居をやる。元気いっぱいに。その波動が、たくさんの人に伝わるといいな。僕らも元気で、みんなも元気で、そんな風になるといいな。

今日も、お元気で。


今日も、ありがとう。

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