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アルジャーノンに花束を。

曇っている月曜日の東京です。

『アルジャーノンに花束を』を土曜日曜の二日間続けて観た。イグニスキャストとアクアキャスト。

原作は23歳くらいの時に読んだ。読んだ直後の衝撃は、今でも覚えている。忘れられない本のひとつだ。

僕は、通し稽古を含めてキャラメルボックスが作った『アルジャーノンに花束を』を三回観た。回数を重ねるごとに、記憶がよみがえり、物語に深く入ってゆく。役者が本番を繰り返す度に演技の質が変わるように、観ている自分も変化していくようだ。

大げさに言えば、何度でも観たくなる作品だ。たぶん、それは自分で実際に演じてみたいという思いも含まれているのだろう。舞台上のすべての瞬間を凝視したい気持ちになる。残念ながら、そんな集中力がないので、いろんなことを考えてしまい、たくさんの表現を見逃してしまう。

舞台上で演じていると、全身を観られている感覚があるので、すべての出番や台詞に自分を込めたくなるが、観ている方は、案外意識は散漫になりがちだというこたとを忘れてしまう。メリハリがあった方が、観る側にもやる側にも居心地が良いのだろう。

『アルジャーノンに花束を』は、脳を扱った作品だ。その題材は、僕にとって以前原作を読んだ時よりも大きな意味を持つだろうと予想していたが、違っていた。

作品の真ん中にあったのは、心だった。人の心だった。

23歳の僕も、48歳の僕も、そこに強い打たれた。

おそらく、登場人物たちの心をもっとのぞきたくて、前のめりになって観ていたのだろう。


今日も、どうぞお元気で。

今日も、ありがとう。

アルジャーノンに花束を。

曇っている月曜日の東京です。

『アルジャーノンに花束を』を土曜日曜の二日間続けて観た。イグニスキャストとアクアキャスト。

原作は23歳くらいの時に読んだ。読んだ直後の衝撃は、今でも覚えている。忘れられない本のひとつだ。

僕は、通し稽古を含めてキャラメルボックスが作った『アルジャーノンに花束を』を三回観た。回数を重ねるごとに、記憶がよみがえり、物語に深く入ってゆく。役者が本番を繰り返す度に演技の質が変わるように、観ている自分も変化していくようだ。

大げさに言えば、何度でも観たくなる作品だ。たぶん、それは自分で実際に演じてみたいという思いも含まれているのだろう。舞台上のすべての瞬間を凝視したい気持ちになる。残念ながら、そんな集中力がないので、いろんなことを考えてしまい、たくさんの表現を見逃してしまう。

舞台上で演じていると、全身を観られている感覚があるので、すべての出番や台詞に自分を込めたくなるが、観ている方は、案外意識は散漫になりがちだというこたとを忘れてしまう。メリハリがあった方が、観る側にもやる側にも居心地が良いのだろう。

『アルジャーノンに花束を』は、脳を扱った作品だ。その題材は、僕にとって以前原作を読んだ時よりも大きな意味を持つだろうと予想していたが、違っていた。

作品の真ん中にあったのは、心だった。人の心だった。

23歳の僕も、48歳の僕も、そこに強い打たれた。

おそらく、登場人物たちの心をもっとのぞきたくて、前のめりになって観ていたのだろう。


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