SSブログ

この場所。

青空に入道雲、絵に描いたような夏空の東京です。


お芝居を観に渋谷に行った。相変わらずの人波。あれだけ人が多いと、気温も二、三度高くなる気がする。ムッとする。ムッ渋谷だ。…ムッってなんだ?ムッの反対語はなんだ?…メッ?
…モッ?まぁ、いいや。

観たのは、パルコ劇場『露出狂』。東京ハートブレイカーズで一緒だった永島敬三くんが出ていたのだ。

先日は、ルドビコ『LittleAlice』を観た。こちらも東京ハートブレイカーズで一緒だった林修司くんと哲人くんが出ていたのだ。どっちもおもしろかったし、三人ともいい感じだった。

で、この永島敬三くんと哲人くんは、高校の後輩なのだ。演劇界に、学校の後輩がいるなんて、うれしくて、しかも三人で共演できたので、ますますうれしくて。しかも、二人ともすてきな役者さんなので、自分も負けないように頑張らねばと、めっちゃ良い刺激をもらっているのだ。


生きていくのには、なにが必要か?空気やお水や食べ物は当たり前だけど、やっぱり僕には希望だ。

そのかけらは、いろんなとこに転がっている。身の回りに散らばっている。
もちろんお芝居にだってたくさん詰まっている。

最近とみに思うのだ。僕にとって、
観劇は、そんな希望のかけらを見つけるためのものなんじゃないかと。だから、ストーリーとか演技とか、そういうことじゃない部分を見ている気がするのだ。

もがいているやつ、たたかっているやつ、あせまみれなやつ、むだにうごいているやつ、むだにでかいこえのやつ、いっしょうけんめいなやつ、くるしくてもわらっているやつ。

そこには希望がある。

あぁ、生きてるなと感じる。


生きてるってことは、たぶん苦しいことなんだろう。楽しいことは、すぐ忘れちゃうから、そっちの方が多く感じるかもしれない。だから、希望は自分で見つけるものなんだろう。探し当てるものなんだろう。そして、大事にしておくものなんだろう。


僕には、お芝居の知り合いがいっぱいいる。そいつらは、いろんなところでたたかっている。今日も、たたかっている。たぶん明日も、たたかっている。

すげーところなんだな、僕の住んでいる場所は。


今日も、どうぞお元気で。どうかお元気で。


今日も、ありがとう。



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。