SSブログ

ランニング。  

氷が張っていた月曜日の東京です。晴れても凍える寒さだそうです。うわっ。


一月が終わる。『夏への扉』の稽古が始まって二週間が経った。

東京マラソンに出るわけじゃないけど、少しずつランニングを始めた。思った以上に身体は動いてくれたし、痛かったふくらはぎも治ってきた。久し振りに走って感じたのは、ゆっくり走ることは、やっぱり難しいな、ということだった。

ゆっくり走った方がしんどくないし、長い距離を走れると分かっているのに、寒いから早く暖まりたいのか、エネルギーを消費したいのか、楽して走ろうとしないのだ。

そう、不思議なことに、身体が楽しようとしないのだ。

アスリートならともかく、一般のランナーが求めているのは、継続することだと思う。続けるためには、苦しくないのが一番だし、楽しんで走れたら、それでよしだろう。

「やりがい」と「楽する」か、同居しないのだ。それはまるで「楽する」ことが「手を抜く」ことだと思っているかのようだ。

東京では皇居ランで大勢のランナーが走っている。はぁはぁ息を切らせて走っている方も多い。果たして、ずっと続くかなと、いらぬ心配をしてしまう。

なぜなら、僕は学生時代、長距離走が苦しくて、苦手で、嫌いだったから。大人になって、それは酸素を運ぶヘモグロビンの数が人より少ないからだと知るのですが、本当に苦しくて苦しくて仕方がなかったのです。

そんな僕のランニング嫌いを克服してくれたのが、「ゆっくり走れば速くなる」という言葉だったのです。
その言葉の通りに、ゆっくりゆっくり走ることを地道に続けていたら、いつの間にかランニングが辛くなく、楽しいものだと感じるようになっていたのです。

まっ、今日は、この話はこの辺りで。



今日も、ありがとう。

共通テーマ:moblog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。