セラピー犬。

火曜日、昨日より3度暖かい東京です。


ワンコ。いろんなワンコがいる。ご主人の言うことをきかないワンコ、食べ過ぎなのか運動不足なのか、やけにデブってしまったワンコ、介助犬、盲導犬、聴導犬、そしてセラピー犬…。

セラピー犬は、病気で入院している子供たちを励ますワンコ。そんなワンコが活躍している病院がある。二週間に一度ワンコたちがやってくるのだ。

ちゃんとお勉強しているワンコたちは、病院でもおとなしい。一緒に遊んだり、お散歩したり、ベッドで添い寝したり。

その日の子供たちの笑顔といったら。人は笑うために生まれてきたのだと思えるような笑顔だ。

ただ、そこにいるだけで人を喜ばせているワンコたち。たぶん、100%の愛情を持っている生き物だからできることなのだろう。人間にだって、そういう人はいる。

100%の愛情。

ワンコは、自分だけでは生きていけない弱いだから可愛く生まれてくるのだという。ならば、人間の赤ちゃんだって、おんなじだ。

僕たちは、そもそもは弱い生き物なんだな。

愛想が良すぎるなんて言われちゃう人もいるけど、それはずっと昔の記憶を残している人なのかもしれないな。

他人にあんまり笑顔を見せないのは、本当の自分を隠していることになるのかもしれないな。


誰かを喜ばせたり、誰かに喜ばせてもらったり、生きるってことは、そんな単純なやりとりだけでいいのかもしれないな。


今日も、ありがとう。



いつ笑顔に会えるかな？