SSブログ

絵描き。

秋空に35度の東京です。


絵を描く。子供の頃から苦手だった。お絵描きを好きになったことが一度もない。工作も不得意だが、絵は、とにかく思うように描けなくて、イライラしたり、がっかりしたりしちゃう。

「好きに描いていいよ」なんて言われても、困ってしまう。描きたいものも、描きたい方法も分からないのだから。

昨日、録画してあったテレビ番組を観た。『ぼくはロックで大人になった~忌野清志郎が描いた500枚の絵画』。子供の頃から、ずっと絵を描いていたキヨシロー。「ぼくの好きな先生」という曲のモデルになった美術教師との出会いと繋がりの番組。その中でキヨシローは言う。「絵を描かない人生なんて、もったいない」。ならば、
僕の人生は実にもったいない。

高校時代、遅刻が多かったというキヨシロー。僕も年に100日遅刻する生徒だった。朝までラジオを聴いていて、一時間に三本しか来ない電車にちょくちょく乗り遅れた。授業中はほとんど居眠り、休み時間は読書、放課後はサッカー。ただそれだけの時間を過ごしていた。

音楽と絵、どちらの道に進めるかを考えてたキヨシロー。高校生の僕にはなりたいものがなかった。

で、いろいろ思い出した。高校生から大学に入って演劇を始めた自分を思い出した。…と、さっきまで、その辺のことを長々と書いたんだけど、間違って消しちゃったから、もういいことにする。


とにかく偶然演劇に出会って、やりたいことがなかった僕は救われた。つまらない僕にでもやれることがあるんだと、なんとなく希望を持ったんだ。毎日おんなじ練習をしていても、やることがなんにもないよりは、相当ましだった。生きているのが、数年振りに楽しかったのだ。


で、キヨシローは大スターになっても、絵を描き続けていたんだとさ。死ぬまでずっと。

あぁ、めちゃくちゃはしょって書いてしまった。

要するに、僕にはそういうものがないなって思ったんだ。キヨシローにとっての絵みたいなものを持ってないなって思ったんだ。

別に持ってなくてもいいんだけどさ、もしも持っていたら、も少しおもしろいのなかって思ったんだ。

脈絡なくて、すみません。


今日も、お元気ですか?


おもしろいこと、ありますか?



今日も、ありがとう。

共通テーマ:moblog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。