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ソウル。

やや雲っている東京です。

ソウルに行ってきた。お芝居を観に行ってきた。大学路という街には、そこいらじゅうの建物に劇場があって、毎日何百もの舞台をやっているのだと聞いて、ぜひ行ってみたいと思ったのだ。

初日、その大学路の小劇場で『Drawing Show』を観た。四人の不思議な宇宙人みたいな人間が、絵を描くことで我々観客とコミュニケーションを取ろうとする、言葉を使わないショー。

子供たちがたくさん観に来ていて、どうなるかと思ったが、彼らのノリが良くて、とても盛り上がった。

二日目は、『笑いの大学』と『BILLY ELLIOT』。前者は、三谷幸喜さんが書いて映画にもなったヒット作。ソウルでは日本の作品もたくさん上演されている。しかも、ほぼ毎日、作品によっては二年も三年もロングランされている。これも劇場を変えながら、もう二年も続いているのだという。

後者は、『リトルダンサー』というタイトルで映画になったミュージカル作品。ロンドンやニューヨークでも上演されている舞台だ。

そして三日目は、『NANTA』。日本でも何度か上演されているので知ってる方も多いだろう。僕も数年前に東京で観ていた。が、中身がガラリと変化していて、数段レベルアップしたエンターテイメントになっていた。客席には日本の高校生たちがたくさんいて、やりにくいのではないかと思っていたが、彼らのハートも見事につかんで
いた。

本当は、もう一本くらい観たかったのだが、あいにく月曜日をはさんでいたので、観劇できたのは四本だった。

ミュージカル以外は、小さな劇場でロングランされていて、内情は分からないが、同業者として、とてもうらやましい環境だと思った。そして、ソウルの人々のノリの良さに感心した。

そしてそして、僕が観た『NANTA』に出演していた唯一の日本人キャストのIwamoto Yukaさんにエールを送りたい。


今日も、お元気ですか?



今日も、ありがとう。

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